フィリップとの想い出

2011年震災後の09月11日にブリーダーさんの所へ行った。
07月に母の納骨を済ませてからのことだ。

最初にフィリップに会った時の、最初の1枚。
ブリーダーさんという職業のお宅に初めて伺った。

フィリちゃんは、川口のお母さんの所に飼われる、という使命を持って飼われた子だ。
だから、他の子たちと違って、私は彼の幼児期を知らない。

会社のMさんは我が家の猫事情をよく知っていて、
フィリップには子ども遊びをしてあげられなくて、かわいそうだったね、と亡くなった時に言ってくれた。

彼は幼児期から高齢のお母さんの傍にいた。

お母さんがホームに入所するようになって
2014年02月09日から我が家にやって来た。そういう経緯のある子だ。
2歳半で我が家にやって来た。




2014年04月19日撮影
我が家の子供らは「白黒ハチワレ」の日本猫しか知らなかったから、
最初はみんなフィリップの存在に驚いた。

だけど、フィッちゃんは賢く、ちゃんと自分の立場を理解していた。
少しづつ、少しづつ、みんなと仲良くなっていった。





2015年06月14日撮影

長毛の猫は初めてで、動物病院でカットしてもらった。
7000円だった。
そしたらなんとまあ、若返ったこと。
少年になってしまった。





フィリップはいつも安定のハンサム
青い目は本当に美しい。
物静かで平和主義者で、なんでも悩みを聞いてくれた。




いつもいつも、ただただ優しいフィリップ。






2017年11月13日撮影

はなこが亡くなる2週間前の写真なんだけど、
フィリップはこうしてはなこの傍を決して離れないの。
こうしてずっと、ずっと傍にいるのよ。

はなちゃんったら、うんと具合悪くて…うんと具合悪くて。

ありがとね、フィリップ。
はなこも心強かったと思う。






咲耶がやって来て、こうして仲良く過ごしていた。




2018年09月に咲耶がやって来て、そこから1年7カ月、咲耶に教育をしてくれた。
だから咲耶は立派なレディーになった。

この写真は、なんと亡くなる3日前なの。
信じられないけど。
いつもと変わらない一コマだと思っていた。


咲耶は本当にフィリップ兄ちゃんが大好きで、仲良く遊んでいた。
優しい、優しいフィリップ。

いつも気遣いばかりさせてごめんね。
貴方は本当に立派な子でした。
ありがとう。




2021年01月18日記



フィリップ2020

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